
この研修会は、社協がこれまで養成してきたサロンサポーター(62人:初級33人 上級29人)のスキルアップや情報交換をはかる目的で開催され、全3回の予定で行われます。この日は1回目。午前中に、情報交換やこれから取り組んでみたいことなどを語り合う「しゃべり場」が開かれたあと、社協の職員さんが作ってくださったおいしいカレーをいただきました。午後はC4C菅原が講師として、「足湯体験」をみなさんに紹介しました。

足湯というと、温泉街のものをイメージされる方が多いと思われますが、今回取り組んでいただいた足湯はたらいにお湯をはり一人でつかる方法で、東洋医学が発祥です。
あったかいお湯に足をつけていただきながらボランティアが手や腕のマッサージをし、体をほぐしながらおしゃべりをします。
一人ひとりとのコミュニケーションを大切にすることができるため、参加されたサロンサポーターさんからは、「サロンに参加する方は人とおしゃべりをしたい方。でも、大勢いると遠慮して聞き役に回ってしまう方もいるので、この方法を取り入れると一人ひとりと十分に向き合うことができますね」というお話もききました。また、民生委員もされている方からは、個別訪問の際にも取り組んでみたい、というアイディアもありました。
全員に足湯につかっていただいたので、最後は皆さんぽかぽか笑顔で帰っていかれました。これからも、地域に住まうお一人おひとりに向き合う活動をじっくりと続けていただけたらと思います。